温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨、廃棄物の増大‥‥さまざまな環境破壊がテレビや新聞で深刻に報じられるようになりました。こうした問題は「大量にモノをつくり、消費し、捨てる」という社会のしくみによってもたらされたもの。言いかえれば、より快適で便利な暮らしを求めるわたしたちの暮らし方そのものが、これほど環境を悪化させたのです。この流れを少しでも良い方向に変えていくためには、いままでの暮らし方を見直さなければなりません。つまり資源を大切に、そしてくり返し活用する社会に生まれ変わることが必要なのです。わたしたち連合は1998年1月に「環境委員会」を設置。日本を代表する労働団体としてこの国民的な課題にどう取り組むかを真剣に話し合ってきました。その結果、連合700万の組合員をはじめ、国民一人ひとりが環境にやさしいライフスタイルづくりに取り組むことを決め「連合エコライフ21」と名づけて、運動をスタートしました。この運動の主役は、あなた自身です。

 

 

連合エコライフ21の運動で最も大切なことは、「環境のために、自分のライフスタイルを見直さなければならない」と、まず一人ひとりに運動への理解を深めてもらうこと。次に「自分だけではなく、運動への参加をまわりの人にも呼びかけてみよう」という意欲を高め、仲間の輪をより大きく広げていくことです。そこで運動を次の3段階に分けました。

 
 

●ステップ1のステージ(1998年10月〜)……組合事務所(全国4万ヵ所)・職場
●ステップ2のステージ(1999年4月〜)……組合員とその家庭(700万組合員の全世帯)
●ステップ3のステージ(2000年7月〜)……国民的な展開

まず組合事務所・職場からスタート、次に組合員家庭にステージを移し、さらに国民的な運動へと拡大していきます。それぞれの段階で、それぞれの主役たちが、それぞれに環境にやさしい行動に取り組むことによって、やがてその共感と参加のエネルギーは国民へ、さらに世界へと広がっていく。わたしたち連合はそんな運動をめざしています。