イベント情報
連合が参加した環境関連イベントのレポートを紹介します

「第16回環境フォーラム」を開催しました

2014年7月10日

2014年6月20日(金)、神奈川県横浜市「横浜ワールドポーターズ」において「第16回環境フォーラム」を開催し、構成組織・地方連合会・事業団体関係者など約130名が参加しました。今回のフォーラムは、今年が「国際家族農業年」であることを受け、「地球環境の維持・回復と持続可能な農業」をメインテーマに実施。あわせて、「2013連合エコ大賞」授賞式および受賞者のプレゼンを行いました。

 

まず、主催者を代表して、環境会議代表の連合・古賀会長より挨拶を行い、続いて、地元を代表して連合神奈川・柏木会長、横浜市・渡辺副市長の挨拶を受けました。その後の農業に関する講演は以下の通りです。

 

講演

(1)「農業・農村の多面的機能について」

講師:農林水産省農村振興局農村政策部農村環境課 課長 小平 均

 

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農業・農村の多面的機能(国土の保全、水源の涵養、自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の伝承等、農村で農業生産活動が行われることにより生ずる、食料その他の農産物の供給の機能以外の多面にわたる機能)に関する説明や、多面的機能の更なる発揮の事例として、水害に強い地域作りをめざした「田んぼダム」(新潟県)、地域ぐるみで地下水を守る(熊本県)、環境や自然に貢献する「ふゆたんぼ」(宮城県)の取り組みが報告されました。

 

(2)「都市農業の確立とまちづくり」

講師:横浜市役所環境創造局農地保全課 課長 竹内 昌弘

 

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横浜市は、神奈川県下で最大の農地面積(3.115ha)と農家戸数(4.202戸)を有する”農業都市”の一面を持っています。1971年3月に「横浜市都市農業総合計画」を策定、現在は、持続可能な都市農業の構築、魅力ある農環境の創出、市民と農との多様な連携 を基本に、「農のあるまちづくり」を進めています。また、「食と農との連携事業」や「地産地消新ビジネスモデル支援事業」など、新たな展開も実施しています。2009年度からは、横浜みどりアップ計画(新規・拡充施策)を展開し、樹林地を守る、農地を守る、緑をつくる取り組みを進めており今後もどのような共存が可能か新たな視点から検討していくこととしています。

 

(3)「フードバンクの活動について」

講師:セカンドハーベスト・ジャパン・アライアンス 事務局長 大竹 正寛

 

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世界の食品廃棄における現状、フードバンクの定義や歴史、セカンドハーベスト・ジャパンの事業内容、災害時における支援策などについて説明がありました。また、フードバンク活動の背景にある社会問題として、賞味期限間近や外装破損などの要因で食品廃棄となってしまうことや16%とも言われる日本の貧困率の2つの側面があるとのこと。まだ食べられる食料を貧困層へ提供するというマッチングが、食品廃棄と貧困問題への有効策となるとのことでした。今後の目標として、フードラインとフードセーフティネットの構築をし、日本の貧困以下で生活する人々を応援していきたいとしています。

 

(4)「泉区農業応援隊活動報告」

講師:横浜市泉区農業応援隊 橋本 健一

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2010年、泉区の事業として、区民ボランティアが「泉区ファーマーズマーケット”ハマっ子”」の出荷登録農家の農作業の支援としてスタート。2012年には任意団体化し、横浜市と協定締結、みどりアップ計画事業に位置付けた。泉区農業応援隊の隊員数は男性32名、女性12名、計44名(2014年3月末現在)。登録農家からメールなどで応援隊に依頼があり、登録隊員を派遣するというシステムで、じゃがいもの収穫、児童養護施設への応援など活動事例が紹介されました。今後は、隊員の増員、応援隊の独自の畑作りなどを推進していきたいとしています。

 

2013「連合エコ大賞」表彰授賞式

(1) 大賞 受賞者:ヤマハ労働組合

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CO2削減に向けたグリーンエネルギーの活用、希少木材の廃棄物リサイクル、植林活動などの環境保全活動、地域クリーン作戦、緑のエコカーテン、職場や家庭での環境啓蒙活動などの環境貢献活動の取り組みが報告されました。

 

 

 

 

(2) 部門最優秀賞 個人の部 受賞者:アンデン労働組合 鈴木孝博氏

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庭木や収穫後の野菜のくず、家庭の生ゴミなどが土にリサイクルできるとの視点から、腐葉土やコンポストの再生土を混ぜ合わせて堆肥土として再利用するなど、趣味で出た廃材を使用して「楽しみながらエコ」に取り組んだ報告がされました。

 

 

 

 

(3) 部門最優秀賞 組織の部 受賞者:ケイミュー労働組合

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労組設立の10月1日を「社会貢献活動の日」として位置付け、全国の支部で清掃活動、ペットボトル回収、古着回収などの社会貢献活動を実施。労働組合が企画・運営を行い、会社側にも参加を呼びかけ労使で活動していることが報告されました。

 

 

 

 

授与式の様子、取り組み内容の詳細はこちら

 

まとめ

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環境会議副代表 中央労福協・大塚事務局長より、「『ライフスタイルを見直す環境会議』」は、国民運動としてのライフスタイルの見直しを実践することを目的としています。環境問題の解決にむけて、国民一人ひとりの認識を深めるよう、今後とも活動していきたい」と述べ、第16回環境フォーラムを終了しました。

 

 

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