イベント情報
連合が参加した環境関連イベントのレポートを紹介します

「第17回環境フォーラム」を開催しました

2015年6月26日(金)、連合、中央労福協、労金協会、全労済の4団体で構成する「ライフスタイルを見直す環境会議」は、東京都新宿区の「TKP市ヶ谷カンファレンス」において「第17回環境フォーラム」を開催。構成組織・地方連合会・事業団体関係者など約162名が参加しました。

 

今回のフォーラムは、今年の年末に開催される「気候変動に関する国際連合枠組条約締約国会議(COP21)」において、2020年以降の枠組みを決定する重要な年であり、かつ連合が加盟する世界組織「国際労働組合総連合(ITUC)」より、国内における地球温暖化に関する啓発活動を6月~8月中に取り組む要請が来ていることを踏まえ、「気候変動と労働組合」をメインテーマに行いました。

 

あわせて、「2014連合エコ大賞」授賞式および受賞者のプレゼンを行った後に、大塚副代表がフォーラムのまとめを行いました。開催概要は以下の通りです。

 

環境フォーラムの開催概要

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主催者を代表して、環境会議の古賀代表(連合)より挨拶を行い、続いて、国際労働組合総連合(ITUC)のシャラン・バロウ書記長のメッセージを代読した後、講演を受けました。講演の内容は以下の通りです。

 

 

 

 

(1)基調講演「地球温暖化の現状とその影響について」

全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)(地球温暖化防止全国ネット)
事務局長 川原 博満 氏

ecfokj140701気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次報告書の解説を行いつつ、地球温暖化が進行することにより発生する影響、地球温暖化が起こる原因、その解決のための選択肢などについて、わかりやすく説明いただきました。

 

 

 

 

(2)講演 ①「COP21に向けて」

経済産業省 産業技術環境局 地球環境対策室 田尻 貴裕 室長

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これまでのCOPにおける交渉経緯の説明とともに、エネルギーミックス、今後の交渉スケジュール、日本の約束草案(政府原案)の説明と主要国の約束草案との比較に加え、日本政府の攻めの地球温暖化外交戦略について説明を受けました。

 

 

 

 

②「約束草案における国民運動と達成に向けた対策」

環境省 地球環境局 総務課 低炭素社会推進室 瀧口 博明 室長

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日本政府がこれまで実施してきた「クールビズ」などの国民運動とともに、今後立ち上げる「クールチョイス」の説明を受けました。また、国全体で実施が求められる「省エネ」のポテンシャルや家庭エコ診断制度について説明を受けました。

 

 

 

 

③「ライフスタイルを変える労働組合・市民の役割」

連合本部 花井 圭子 総合政策局長

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連合が実施してきた環境分野の取り組みや、温暖化による影響への「適応策」の紹介、連合も関与すべき「国民運動への展開と今後の方向性」について説明した後、2015年6月にリニューアルした「環境家計簿・環境日誌」を説明し、省エネ・節電対策の「見える化」の重要性を訴えました。

 

 

 

2014「連合エコ大賞」表彰授賞式

応募総数124件のなかから、環境会議役員で厳正な審査を行い、以下の受賞者が決定しました。

 

(1) 大賞:連合島根

報告者:原田 圭介 事務局長

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中央ろうきんが創設した「エコブック制度 RE BOOK」をもとに、松江市のNPO法人とタイアップした取り組みが紹介されました。「リユースにより不要なゴミをださない」ことで、組合員の環境保全意識を向上しつつ、その事業に関わる障がい者の社会参画を支援するもので、労組組合員以外の一般個人の方からも持ち込みがあるなど、組織外にも徐々に浸透してきていることが報告されました。

 

(2) 部門最優秀賞:パナソニックエコシステムズ労働組合

報告者:若松 朋宜 書記長

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会社と組合が協力しつつ実施してきた「ウォーク&クリーン大会」の取り組みが紹介されました。ごみ拾いを通じて、参加した子どもたちがごみのポイ捨てなどの環境マナーを学ぶきっかけとなったこと、地域社会に貢献できたこと、また、約6キロ歩くことで、社員の健康増進にも役立っていることも報告されました。

 

 

(3) 部門最優秀賞:カネボウ労働組合化粧品東北支部

報告者:連合本部 漆原 肇 社会政策局次長(代理)

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太陽光発電設備やLED証明の導入、乾燥対策としての洗濯物の室内干しやお風呂の水の再利用などの「被災地だから取り組めること」について、まずは支部長が実践して具体例を提示し、その後、情報交換しながら「節電・省エネ」を楽しく取り組む活動を紹介しました。

 

 

 

(4) 特別賞:スズケングループ労働組合連合会

報告者:大原 理努 副会長

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組合員の環境保全への意識向上をめざし、連合やUAゼンセンが企画する社会貢献活動や環境保全活動などにも積極的に参画することに加え、連合エコ大賞に「まずは組合役員が率先して参加!」を基本方針に活動を展開したことについて報告されました。また、労連加盟組合の環境保全活動についても、労連広報紙にて紹介し、組合員の環境保全への意識向上を図ってきたことが紹介されました。

 

授与式の様子、取り組み内容の詳細はこちら

 

まとめ

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主催者を代表して、環境会議の大塚副代表(中央労福協)は、「環境意識の醸成」と「国民運動の重要性」を再確認するとともに、身近で誰もが取り組める省エネや環境保護の取り組みのさらなる推進を訴え、フォーラムの「まとめ」としました。

 

 

 

 

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