イベント情報
連合が参加した環境関連イベントのレポートを紹介します

第20回環境フォーラム開催報告

 2018年6月25日(月)、連合、中央労福協、労金協会、全労済の4団体で構成する「ライフスタイルを見直す環境会議」は、東京都千代田区の全電通会館において、「第20回環境フォーラム」を開催。構成組織・地方連合会、中央労福協、労金協会、全労済などから91名が参加しました。

 今年は「産業や職場における環境の取り組みと労働組合の役割」をメインテーマに実施。あわせて、「2017連合エコ大賞」の授賞式および受賞者のプレゼンが行われました。開催概要は以下の通りです。

 

 

環境フォーラムの開催概要

テーマ:「産業や職場における環境の取り組みと労働組合の役割」

 

 はじめに主催者を代表して、ライフスタイルを見直す環境会議 神津里季生代表(連合会長)が、「環境への取り組みは『配慮』や『経済との両立』という概念から、社会・経済の”持続可能性”のため、人権や貧困、格差、雇用などあらゆる社会的課題を統合的に解決するための手段と捉えなければならない時代になってきた」とし、労働組合が取り組む「国連持続可能な開発目標(SDGs)」やパリ協定における「公正な移行」を挙げ、「本フォーラムを契機に、企業レベルの労使でできることを考え行動してほしい」と参加者に訴えました。

 その後、講演、報告、エコ大賞授賞式および受賞者のプレゼンが行なわれ、最後にライフスタイルを見直す環境会議 平川事務局長(連合総合政策局長)が全体の振り返りを行うとともに、引き続き、環境に関する取り組みの参画と運動への協力を呼びかけて、「第20回環境フォーラム」を閉会しました。

 

 以下は、「フォーラム」各プログラムの内容です。

 

全体進行:ライフスタイルを見直す環境会議 青山浩之幹事〈労金協会〉

 

1. 講演

(1)「生物多様性・自然資本経営」

日経ESG編集 シニアエディター 藤田 香 氏

 

 生物多様性と企業の事業活動との関係について解説があり、自然資本を直接利用しない産業においても、サプライチェーンの中で自然環境に悪影響を及ぼす懸念があることや、労働問題や貧困という社会的問題につながることがあるという意識を企業が持つことの必要性について指摘がなされました。また、日本における「自然資本経営」の潮流についての具体的好事例が挙げられ、参加者に対しESGを考慮した企業活動への理解の必要性が述べられました。

 

(2)「エコマークによる『社会面』の取り組みとその普及に向けた課題と挑戦」

日本環境協会 エコマーク事務局 基準・認証課長 大澤 亮 氏

 

 わが国唯一のISO 14024規格に則った第三者認証による環境ラベルであるエコマークが、商品だけではなくサービスや事業活動に対して新たに認証を付与し始めたことが紹介されるともに、国連持続可能な開発目標(SDGs)への企業の取り組みの進展と相まって、エコマークが事業活動の社会的側面にも焦点を当てた認証とし、これを普及させる取り組みを行っていることについて解説されました。

 

2. 報告

連合エコライフ21 取り組み展開上の課題〜

鈴木 人司(連合本部社会政策局)

 

 2017年に連合が行った「環境への取り組みに関するアンケート」の結果から、労働組合における環境問題の取り組みの優先度や組合員の意識などのデータを挙げ、「連合エコライフ21」の認知度向上に向けた課題について提起がなされました。

 

3. 2017「連合エコ大賞」表彰授賞式

2017「連合エコ大賞」表彰授賞式と発表をそれぞれ行いました。

プレゼンター:南部 美智代 副事務局長
進行:小熊 栄 連合社会政策局長

(1)優秀賞(組織の部):
パナソニックコネクティッドソリューションズ労働組合 横浜支部(電機連合)

「鴨池フォーラム・クリーンキャンペーン」

 

 同労組は、地域の自治会とともに市民懇話会(通称:鴨池フォーラム)を形成し、労働組合が主軸を担って、長年、地域清掃活動などの地域貢献活動を行っています。この活動による組合員の参加意識の発揚と、家族、地域への運動の広がりが表彰されました。

(2)特別賞:スズケングループ労働組合連合会(UAゼンセン)

 今回と過去2回の「エコ大賞」において、同労連からの応募が全応募総数の中で最も多数を占めました。 同労連による、エコライフの取り組みとエコ大賞を普及させた功績、また組織内で「ライフスタイル見直し」の取り組みを広めた労連執行委員のご尽力と貢献が表彰されました。

 

授与式の様子、取り組み内容の詳細はこちら

 

 

会場には「ピークカットアクション」や「環境にやさしい12の生活」の紹介パネルなどを展示し、「連合エコライフ21」の取り組みを紹介しました。

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