連合環境Information

「連合エコライフ21」2014年度取り組みについて

2014年4月21日

はじめに

  •  地球環境が悪化する中、「働くことを軸とする安心社会」を実現するために、その基盤となる地球環境保全に取り組む必要性がますます高まっている。
    そのため、持続可能な社会の実現に向け、一人ひとりの環境意識の醸成や、具体的な取り組みが求められており、中長期的な視点に立った取り組みを継続していくことが重要である。
  • 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故を受け、電力需給対策としての節電・省エネの取り組みについては、安定した電力供給の観点からも、さらなる推進が必要である。
  • 1998年より取り組みを継続している、組合事務所や職場、組合員およびその家庭、さらには国民一人ひとりの「ライフスタイルの見直し」の啓発を目的とする「連合エコライフ21」の果たす役割は大きい。これまで培った取り組み基盤を活用し、今年度も主体的な運動を展開していくこととする。

 

1.2013年度「連合エコライフ21」取り組み状況

2013年度「連合エコライフ21」は、2013年6月~2014年5月の期間で実施している。

2013年度の取り組みのさらなる充実をはかるために、各構成組織における「連合エコライフ21」に関する取り組み状況および、独自の取り組みについてアンケート調査を実施し、活動の再確認を行った。

また、2014年3月に開催された政府の気候変動キャンページ「Fun to Share」・キックオフイベントに参加し、「連合エコライフ21」の活動について国内外に向けて発信を行った。

2012年度に引き続き取り組んだ、連合エコ大賞2013については、約130件の応募があった。優秀な取り組み〔大賞1件、部門最優秀賞2件(組織・個人)〕については、神奈川県横浜市で開催する第16回環境フォーラムにおいて表彰を行い、受賞組織・個人よりプレゼンテーションを実施する予定となっている。

 

2.2014年度「連合エコライフ21」の全体像

2014年度(2014年6月1日~2015年5月31日)の「連合エコライフ21」については、以下の取り組みを中心に展開する。

(1)地球環境保全に向けた取り組み

地球環境保全の観点から2002年度に開始したライフスタイルを見直す「環境にやさしい10の生活」を基本的な取り組みとして展開する。

(2)電力需給対策に関する取り組み

継続した取り組みが必要である節電については、「ピークカットアクション」として具体的なアクションの啓発に重点的に取り組む。また、必要に応じて、政府の電力需給対策(2014年夏期は4月末以降に発表予定)などを踏まえた更なる取り組みを検討する。

(3)具体的な取り組み内容

これらの取り組みについては、意識啓発ツールの活用、連合エコ大賞の継続による参画意識の醸成、取り組み成果の「見える化」の推進などを行い、関係組織・団体との連携をはかりつつ、効果的な展開を行う。

 

3.地球環境保全に向けた取り組み(「環境にやさしい10の生活」)

ライフスタイルを「身近なところから、できるところから」見直す「環境にやさしい10の生活」(別紙1)を継続し、より幅広い領域で環境に対する意識啓発を促す観点から、個々人の実践に向けた啓発運動を推進する。

この中で、節電に関連する項目については、2014年度も引き続き重点項目に位置づけ、取り組みを展開する。

 

4.電力需給対策に関する取り組み(「ピークカットアクション」)

一昨年、昨年に引き続き、電力供給力不足が懸念されることから、連合としての電力需給対策に関する啓発運動を推進する。そのため今年度も、「ピークカットアクション21」(家庭版・オフィス版)について継続する。

(1)家庭版「ピークカットアクション21」

取り組みの継続性の観点から、基本的に2013年度の夏期(7~9月)・冬期(12~3月)それぞれの「ピークカットアクション21」の取り組み項目を継続し、家庭において一人ひとりが取り組む21の具体的アクションを提起し、特に消費電力の大きい、エアコン・冷蔵庫・照明などを中心に訴求をはかる。

(2)オフィス版「ピークカットアクション」

電力供給力不足が懸念される夏期(7~9月)・冬期(12~3月)に、その実践の啓発をはかる。働き方や労働条件に関する事項は、産業別または個別労使関係において取り組むものと整理する。本取り組みについては、組合事務所や職場において一体となって取り組む別紙の具体的アクションを提起し、職場環境面における一人ひとりの意識啓発を推進する。

 

5.具体的な取り組み内容

地球環境保全に向けた取り組み、電力需給対策に関する取り組みなどに関し、連合本部、地方連合会・構成組織は、それぞれ以下の通り運動を推進する。

(1)連合本部の取り組み

①  「連合エコ大賞2014」の実施

a) 参画意識醸成の観点から、2012年度に創設した「連合エコ大賞」を継続し、構成組織・地方連合会・加盟労組・組合員の取り組みの募集ならびに好事例への表彰を行う。

b) 「連合エコ大賞2014」は、2014年1月~12月の環境保全、省エネ、節電等に関する取り組みを対象とし、募集期間を2014年6月~2015年1月末までとする。なお、募集は「連合エコライフ21」ウェブサイト内で行うが、応募拡大に向け、広報活動の強化に取り組む。

c) 募集は、大賞ならびに部門別最優秀賞(組織の部・個人の部)について行い、2015年6月頃開催予定の「第17回環境フォーラム」にて表彰を行う。

②  ウェブサイトにおける、啓発用コミュニケーションツールの充実

a) 「連合エコライフ21」ウェブサイト(www.rengo.org)を活用して「環境にやさしい10の生活」、「ピークカットアクション」などの取り組みの必要性や、具体的な実践方法に関する情報提供、また、相乗効果を発揮することを目的にして「連合エコ大賞」に応募の中から優れた事例を広く公表して、コンテンツのさらなる充実をはかる。

b) 機関誌等へ掲載する、「環境にやさしい10の生活」、「ピークカットアクション」に関するPR用原稿清刷、その他、各構成組織で活用できるようにポスター、チラシ、リーフレット、PC壁紙、名刺サイズカードなどを準備する。

③  環境家計簿による「見える化」の推進

a) 家庭における取り組み成果の「見える化」を推進するため、月次の各エネルギー使用量とCO2排出量を記録・確認する「環境家計簿」を引き続き「連合エコライフ21」ウェブサイト内に展開する。

b) ユーザー数の拡大に向け、環境家計簿の機能改善や、広報活動の強化に積極的に取り組む。

④  関係団体等との連携

a) 「ライフスタイルを見直す環境会議」(連合・中央労福協、労金協会・全労済で構成)をはじめ、連携が可能な各団体との連携をはかりつつ取り組みを展開する。

b) 「第17回環境フォーラム」(2015年6月予定)をはじめとした各フォーラム、シンポジウムや環境関連イベントなどにおいて積極的に広報活動を行う。

⑤  取り組みの報告

 構成組織や地方連合会のエコライフ21の取り組み好事例を、組織内外に周知拡大するために、環境・社会政策小委員会などの関係会議にて適宜報告する。

(2)構成組織・地方連合会の取り組み

①  啓発用コミュニケーションツールの活用

a) バナー掲示などを通じて「連合エコライフ21」ウェブサイトの周知拡大および有効活用をはかる。

b) 機関紙、広報誌などの各種印刷物などへPR用原稿清刷を掲載する。

c) 構成組織は、加盟組織に対して、ウェブサイト内の各種啓発用ツールの案内・配布および活用の推奨を行う。

②  「連合エコ大賞2014」への参画

a) 積極的に「連合エコ大賞2014」へのエントリーを行う。

b) 構成組織は、加盟組織(単組)および組合員に対して「連合エコ大賞2014」の周知ならびにエントリーの推奨を行う。

③  環境家計簿への登録の推奨

a) 構成組織は、加盟組織(単組)を通じ、組合員に対する「環境家計簿」への登録ならびに参画の推奨を行う。

④  その他の取り組み

a) 森づくり、清掃活動、エコキャップの回収など、これまで継続的に取り組んできた活動については主体的に継続・推進する。

b) 資料・印刷物などについて、可能な範囲で”間伐に寄与する紙”を使用する。

 

以 上

 

【参考】今後の取り組みスケジュール
日程 会議体 内容
4月 4日(金) 第6回環境・社会政策小委員会 2014年度の取り組みについて(案)
4月7日(月) 常任役員会 2014年度の取り組みについて(案)
4月11日(金) 第7回政策委員会 2014年度の取り組みについて(案)
4月11日(金) 局長会議 2014年度の取り組みについて(案)
4月17日(木) 第7回中央執行委員会 2014年度の取り組みについて(案)

 

「環境にやさしい10の生活」~身近なところから、できるところから~
No 具体的取り組み
1 ・ 電化製品を上手に使って消費電力を削減しよう。(※)
2 ・ 電化製品の主電源を切って待機電力を削減しよう。(※)
3 ・ 水の蛇口はこまめに閉めよう。
4 ・ エコ通勤・エコドライブを心がけよう。
5 ・ ゴミは減量し、再利用可能な資源を分別して有効利用しよう。
6 ・ マイエコバッグを持ち歩き、省包装・簡易包装の商品を優先しよう。
7 ・ 食品廃棄・ロスはできるかぎり減らそう。
8 ・ 国産および身近な地域でつくられた食品や製品を選ぼう。
9 ・ 環境に配慮した製品を選択する「ユーズ・グリーン」を心がけよう。
10 ・ 紙や木材製品を買う時は国産材・間伐材のものを選ぼう。

※ 2014年度の重点項目

 

家庭版「ピークカットアクション21」

「ピークカットアクション21 ~夏期版~」(7~9月)

No 分 野 具体的取り組み
1 エアコン ・ 温度設定を控えめにする(28℃が目安)。
2 ・ 扇風機で空気を循環させ、効率的にエアコンを使用する。
3 ・ 使用時に扉やカーテン・ブラインドを閉める。
4 ・ フィルターをこまめに掃除する。
5 照 明 ・ 電球の間引き、照度の調整をする。
6 ・ 器具のこまめな掃除で明るさをアップする。
7 冷蔵庫 ・ 温度設定を控えめにする(強にしない)。
8 ・ 開いている時間を短くし、余分な開閉はしない。
9 ・ 物を詰め込みすぎないようにする。
10 ・ 熱いものは冷ましてから入れる。
11 テレビ ・ 画面のこまめな掃除で明るさをアップする。
12 ・ 音量は不必要に大きくしない。
13 ・ ビデオ・DVDやゲーム機器のつけっぱなしに注意する。
14 その他 ・ 温水洗浄便座の温水・便座の温度設定を控えめにし、つかわないときには保温便座のふたを閉める。
15 ・ 電気衣類乾燥機は極力使用しない。
16 電化製品共通 ・ スイッチをこまめに切る。
17 ・ 省エネ効果の高い製品への買い換えや、省エネモードやタイマー機能の活用をする。
18 ・ 季節によって必要ない機器や、使用頻度の低い機器はコンセントを抜くまたは主電源を切る。
19 ・ スイッチ付きテーブルタップの活用で、待機電力の削減を心がける。
20 生活行動の工夫 ・ 家庭において、特にピークカットが求められる時間帯(13:00~16:00)(※)の電力使用を極力抑える。
21 ・ 家族が同じ部屋で過ごし、消費電力を抑える。

※ 時間帯については、政府の電力需給対策によって見直す可能性がある。


「ピークカットアクション21 ~冬期版~」(12~3月)

No 分 野 対 策
1 エアコン ・ 暖房の温度設定を控えめにする(20℃が目安)。
2 ・ 使用時に扉やカーテン・ブラインドを閉める。
3 ・ フィルターをこまめに掃除する。
4 ・ こたつなど効率良い部分暖房や、石油/ガスストーブ、湯たんぽなど電力をつかわない器具の活用を心がける。
5 ・ 重ね着や膝かけなど、衣類の工夫を心がける。
6 照 明 ・ 電球の間引き、照度の調整をする。
7 ・ 器具のこまめな掃除で明るさをアップする。
8 冷蔵庫 ・ 温度設定を控えめにする(弱に設定する)。
9 ・ 開いている時間を短くし、余分な開閉はしない。
10 ・ 物を詰め込みすぎないようにする。
11 テレビ ・ 画面のこまめな掃除で明るさをアップする。
12 ・ ビデオ・DVDやゲーム機器のつけっぱなしに注意する。
13 その他 ・ 温水洗浄便座の温水・便座の温度設定を控えめにし、つかわないときには保温便座のふたを閉める。
14 ・ 炊飯は早朝にまとめ炊きをし、保温機能は使用しない。
15 ・ 電気式衣類乾燥機は極力使用しない。
16 電化製品共通 ・ スイッチをこまめに切る。
17 ・ 省エネ効果の高い製品への買い換えや、省エネモードやタイマー機能の活用をする。
18 ・ 季節によって必要ない機器や、使用頻度の低い機器はコンセントを抜くまたは主電源を切る。
19 ・ スイッチ付きテーブルタップの活用で、待機電力の削減を心がける。
20 生活行動の工夫 ・ 家庭において、特にピークカットが求められる時間帯(18:00以降)(※)の電力使用を極力抑える。
21 ・ 家族が同じ部屋で過ごし、消費電力を抑える。

※ 時間帯については、政府の電力需給対策によって見直す可能性がある。

 

オフィス版「オフィス・ピークカットアクション」

「オフィス・ピークカットアクション」

No 分 野 対 策
1 空 調 ・ 「エコスタイル(クール・ビズ、ウォーム・ビズ)(※)」を実践し、温度設定を控えめにする(夏期:28℃、冬期:20℃が目安)。
2 ・ 扉やカーテン・ブラインドの使用、扇風機の活用などによる空調の効率化をはかる。
3 照 明 ・ 昼休みや未使用時の事務所・会議室・トイレなどの、こまめな消灯を心がける。
4 ・ LED電球への買い換えや、可能な範囲で電球の数の間引きを行う。
5 冷蔵庫自動販売機 ・ 温度設定を控えめにする(強にしない)。
6 ・ 扉の余分な開閉をせず、開閉時間も短くする。
7 トイレ ・ 温水洗浄便座の使用や、温度設定を控えめにする。
8 ・ 使用後は必ず保温便座のふたを閉める。
9 OA機器 ・ 省エネモードを設定し、未使用時には電源をこまめに切る。
10 ・ プリンター等の共有機器の使用台数を、必要最低限にする。
11 ・ 最終退室者は共有機器の主電源を切って退社する。
12 エレベーター ・ 階段の利用を推奨し、エレベーターやエスカレーターの使用を最低限に制限する。

※ クール・ビズ(スーパークールビズは5~10月)、ウォーム・ビズ:11~3月
(「連合エコライフ21」2014年度(6月~)の期間に先駆けて5月から取り組む))

 

啓発用コミュニケーションツール一覧
No 項目 備考
1 「連合エコライフ21」ホームページ
2 「連合エコライフ21」説明用プレゼン資料 ウェブ配信
3 「連合エコライフ21」A4チラシ ウェブ配信
4 「環境にやさしい10の生活」A4チラシ ウェブ配信
5 「環境にやさしい10の生活」A4清刷兼ポスター ウェブ配信
6 「環境にやさしい10の生活」清刷集 ウェブ配信
7 「環境にやさしい10の生活」PC用壁紙 ウェブ配信
8 「ピークカットアクション21」A4チラシ ウェブ配信
9 「ピークカットアクション21」名刺サイズPRカード ウェブ配信
10 「ピークカットアクション21~夏期版~」A4清刷兼ポスター ウェブ配信
11 「ピークカットアクション21~夏期版~」清刷集 ウェブ配信
12 「ピークカットアクション21~夏期版~」PC用壁紙 ウェブ配信
13 「ピークカットアクション21~冬期版~」A4清刷兼ポスター ウェブ配信
14 「ピークカットアクション21~冬期版~」清刷集 ウェブ配信
15 「ピークカットアクション21~冬期版~」PC用壁紙 ウェブ配信
16 「オフィス・ピークカットアクション」A4清刷兼ポスター ウェブ配信
17 「オフィス・ピークカットアクション」PC用壁紙 ウェブ配信
18 「連合エコ大賞」応募チラシ ウェブ配信