1.はじめに
2008年は、地球温暖化防止対策に関する国際的な枠組を規定した「京都議定書」の第一約束期間(2008〜2012年)最初の年である。日本は、この5年間に対1990年比で温室効果ガスの排出を年平均6%削減することが義務付けられている。
また、2008年は、地球温暖化問題が主要議題となるG8北海道洞爺湖サミットが日本で開催される年である。日本は、2013年以降の所謂「ポスト京都議定書」も想定した、より一層、内容を充実させた地球温暖化対策に取り組むことが求められている。
加えて、労働組合自らの環境における取り組み「連合エコライフ21」については、構成組織(加盟組織)、地方連合会(地域協議会、地区協議会)、組合員・家族、友人・知人が広く参加できるものであることが求められる。
2.2008年度の取り組み方針と取り組み内容
| 「京都議定書第一約束期間(2008〜2012年)での温室効果ガス1990年比6%削減目標達成に向けて一層、「連合エコライフ21」を推進する。 |
上記の基本的な考え方、並びに連合がこれまで取り組んできた「連合エコライフ21」を踏まえ、以下の2本を2008年度において全組織が取り組む重点項目とする。
@「マイエコバッグ利用」の推進
マイエコバッグを持ち歩き、スーパー、デパート、コンビニ等、買物時にレジ袋ではなく、マイエコバッグを利用する。また、使用しなかったレジ袋の枚数を「連合エコライフ21」ウェブサイトの「マイエコバッグカウンター」に入力し、温室効果ガス量の削減量を表示・確認する。
A「適正室内温度(夏期は28℃、冬期は20℃)設定」の推進
室内温度を夏期(6〜9月)は28℃、冬期(12〜3月)は20℃、に設定することで電力消費を節約し、温室効果ガスの排出を削減する。なお、この温度は、空調機器の設定温度を28℃・20℃に設定するという意味ではなく、室内に温度計を置いて計測した時に28℃・20℃を示すようにするという意味。従って、実際の設定温度との間に差が出る場合がある。 |
併せて、以下の16本も2008年度における取り組み項目とする(但し、全組織で取り組むものとしては位置付けない)。
<職場・組合・地域・家庭で取り組むもの>
B 地球温暖化対策行動月間(6〜9月、12〜3月)行動の実施
・エコスタイル(クール・ビズ&ウォーム・ビズ)の実施
・適正室内温度(夏期は28℃、冬季は20℃)の設定
(※Aと重複)
C 連合「環境にやさしい10の生活」の推進
D「チーム・マイナス6%」の参加
E「エコ通勤(公共交通機関利用促進)」の取組
F「環境家計簿」の取組
G「グリーン購入」の推進
<職場・組合で取り組むもの>
H「植林活動・○○の森づくり」
「清掃活動・○○クリーンキャンペーン」の推進
I「グリーン電力証書」の取組
J 環境問題に関する学習会・勉強会の開催
<連合で主催するもの>
K「環境・社会政策小委員会」主催による自然環境保全、地球環境対策、省資源・省エネルギー技術開発の視察
L「第10回環境フォーラム」(2008年5月22日)の開催
<その他、各種イベント等(紹介・案内までとするもの)>
M「アースデイ2008」(2008年4月22日)
N「ライトダウン2008」「キャンドルナイト2008」(2008年6月・12月)
O「言の葉さらさらプロジェクト」(2008年7月7日)
※2008年度のみ。
P「ライフスタイルフォーラム2008」(2008年11月1〜2日)
Q「エコキャップ」
3.2008年度の取り組み時期と取り組み器材
「連合エコライフ21」2008年度の取り組み時期を下記の通りとする。
2008年6月1日(日)〜2009年5月31日(日)
また、連合本部は、時宜・必要に応じて、器材提供、要請行動、情報発信を行う。取組器材については、@「連合エコライフ21」リーフレット、A「液晶温度計」、等とする。
なお、取組器材の発送時期については、2008年6月の「連合エコライフ21」2008年度の取り組み開始に合わせ、2008年5月末に構成組織・地方連合会へ到着するよう手配する。
<取組一覧と取組主体>
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| @マイエコバッグ |
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| A適正室内温度 |
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| B地球温暖化対策行動月間 |
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| C環境にやさしい10の生活 |
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| Dチーム・マイナス6% |
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| Eエコ通勤(公共交通機関) |
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| F環境家計簿 |
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| Gグリーン購入 |
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| H森、クリーンキャンペーン |
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| Iグリーン電力証書 |
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| J学習会・勉強会 |
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| K視察 |
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| L環境フォーラム |
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<取組内容の趣旨>
C 連合「環境にやさしい10の生活」
(1) |
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(2) |
テレビ番組は選んで観るようにし、1日1時間、テレビ鑑賞時間を減らす。
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(3) |
電化製品は主電源を切るようにして、待機電力の使用を90%削減する。
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(4) |
移動は徒歩、自転車、公共交通の利用を心がける。マイカーを運転するときは、急発進、急加速は行わない。
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(5) |
風呂の残り湯は洗濯に利用するなど、使い回しを行う。 |
(6) |
買い物袋(マイエコバッグ)を持ち歩き、省包装・簡易包装の商品を選んで購入する。 |
(7) |
紙は両面使用を徹底し、会議資料は必要なもののみ配布する。
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(8) |
ゴミの減量に努め、ゴミ出しの際にはきちんと分別する。
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(9) |
家族が同じ部屋で団欒し、週1回は「エコ会議」を開いて「環境にやさしい生活」について話し合う。
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(10) |
省エネ製品、リサイクル再生品など、環境に配慮した製品の購入(グリーン購入)を心がける。
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D「チーム・マイナス6%」
・「チーム・マイナス6%」
京都議定書の目標である温室効果ガス6%削減を達成するための、国民的プロジェクト。趣旨に賛同した個人・団体が登録する。現在、約218万の個人と約18,000の団体が登録(内、労働組合は80組織)。
E「エコ通勤」
従業員の通勤交通手段をマイカーから公共交通機関(鉄道、バスなど)、自転車や徒歩などに転換することを促進する取り組み。必要に応じて国の支援制度も活用可能。
F「環境家計簿」
・「我が家の環境大臣」
日常生活が地球環境にどれだけ環境負荷をかけているのかを、家庭で使用する電気、ガス、水道、ごみ、ガソリンなどの量にCO2排出係数を掛け、CO2排出量に換算することで理解し、無駄なエネルギー消費やごみ排出などを削減する取り組み。同時に生活の無駄を省くことで、家計負担を軽減する。
G「グリーン購入」
・「グリーン購入ネットワーク」
商品・サービスの購入に際して、その必要性を十分に考慮し、品質や価格だけではなく環境の観点から、エネルギー消費の少ない商品(省エネ家電など)や資源リサイクルによる商品(再生紙など)、環境保全に貢献する仕組み(「森の町内会」など)による商品など、環境負荷の少ない商品・サービスを環境負荷の低減に努力している事業者から優先して購入すること。
・「グリーン購入基本原則」
・「森の町内会」
I「グリーン電力証書」
・「みんなのグリーン電力」
・「日本自然エネルギー株式会社」
・「エナジーグリーン」
「グリーン電力」とは、「電気そのものの価値」の他、化石燃料削減・CO2排出削減など「環境付加価値」を持つ自然エネルギー(風力、バイオマス、小水力など)で発電された電力、及びそれを選んで購入する仕組みのこと。電力会社から供給される電気に、自然エネルギー発電による環境付加価値分を加算することで、その電力をグリーン電力と見なすことが可能。常時使用する電力だけではなく日時・場所を限定しての購入も可能。「グリーン電力証書」とは、その環境付加価値分を証券化したもの。
M「アースデイ」
・「アースデイジャパン」
・「アースデイ東京実行委員会」
1970年、アメリカの学生運動に始まる、地球環境について一人一人が考え、関心を持ち、行動を起こす日。現在、全世界で毎年約2億人が参加する最大級の環境イベント。
N「ライトダウン」「キャンドルナイト」
・「100万人のキャンドルナイト実行委員会」
2001年、カナダの「自主停電運動」に始まる、地球温暖化について考え、防止するための行動。「電気を消して、スローな夜を」をテーマに、一斉に電気を消し、夜を楽しむ企画。夏至の日と冬至の日に実施している。
O「言の葉さらさらプロジェクト」
・「言の葉さらさら2025」
「7月7日、2025年の日本を想う。」をテーマに、インターネットを通じて短冊に願いごとを「名前」は20字以内、「メッセージ」は200字以内、で記入する取り組み。
P「ライフスタイルフォーラム」
・「ライフスタイルフォーラム実行委員会」
「地球と共生するくらしかた」をテーマに、ライフスタイルや地球温暖化防止について考え、行動するのための情報交換と交流の場。NGO・NPO、市民団体、生活協同組合、企業、行政、労働組合などで構成する実行委員会が2000年から毎年11月にイベントを開催している。
Q「エコキャップ」
・「特定非営利活動法人エコキャップ推進協会」
ペットボトルのキャップを分別・回収することでペットボトル本体の再資源化率を高めるとともに、キャップをリサイクル業者に売却。その売却益で世界の子どもの命を救うためのワクチンを購入する。
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